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コラム

【2019年コラム】

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『引き際 VOL179』3月のコラム上へ

 人生100年時代。これまでのように「定年後は余生」というライフプランが崩れ、どう生きるかが問われる時代になった。

 少子高齢化社会が声高に言われるようになって久しい。新聞の広告欄には高齢者向けのサプリメントや健康器具、さらにはどう相続するかとか医者選びまで、若者向けよりも圧倒的に多くの情報が溢れている。高齢者が大きなマーケットになっていることは間違いない。いつまでの元気で暮らしたいのは誰でも望むところだが、永遠の命を持つ人は存在しない。
何事にも引き際がある。誰でもある程度の年齢になると人生の引き際を否応なくヒシヒシと感じる。体が思うように効かなくなったり、物事がなかなか思い出せなったりとそれ相応にガタがくる。

現在、容疑者として渦中にある日産自動車のカルロス・ゴーン前会長。経営難に陥っていた日産の立て直しに関与したのは1999年。大胆なリストラ等で大ナタを振るい2000年半ばにはV字回復を実現。その手腕は多方面から賞賛され、本の出版や講演等一躍脚光を浴び、メディアにも多く出演し、その顔は誰でも知っていて知名度も抜群。カリスマ経営者として名実ともに名声を馳せ、ルノー・三菱との自動車メーカーの統合も実現させた。トップ在任期間は2018年でちょうど20年。まさか身内から訴えられるとは思いもしなかったことだろう。

経営者、特にカリスマと呼ばれる経営者ほど引き際が難しい。過去にもカリスマ経営者たちが、引き際を誤り、突如取締役で解任に追い込まれるケースが多々あった。権力の座に長く居続けると、人は知らず知らずの内に変貌してしまうものらしい。周囲が警戒を始めるのは、彼らが会社を私物化しようとするとき。その原因はカネや女や後継者の主導権争いといった場合が多い。
オーナー経営者は長期政権が基本だが、財閥系企業のサラリーマン経営者の場合などは社長、会長を歴任すれば、その在任期間は通常10年を超える。むろん「中興の祖」と言われるように創業者に次ぐような素晴らしい人も少なくない。企業の存続、継続を考えるとき、次の時代を担う後継者を育てることも経営者としての大きな役割といえる。

カルロス・ゴーン容疑者を反面教師として学ぶべきところは多い。自分で決めることができる引き際を見誤らないように。そして人生の引き際は、、、。

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『時節因縁(じせついんねん)VOL178』2月のコラム上へ

 仏典の言葉の中に「仏性の義を知らんと欲せば、まさに時節因縁を観ずべし」とある。時節因縁とは「その時々によき出会いがある」ということ。人間の出会いとは不思議なもの。否、人間同士に限らず、動物・自然・絵画でも音楽でも、ハタマタ食べ物や住宅でも。琴線に触れる瞬間の出会いはあるものだ。人生は深い縁(えにし)の、不思議な出会いの繰り返しともいえる。生まれた時の両親の出会い(親からみれば我が子との出会い)から始まり、自分の意志で出会ったり、意志とは関係なくたまたまそこにいたということで出会ったり。

幼少の頃はすべて自分中心。それが病気をしたり、怪我をしたり、痛い思いをして、また言葉や行動で傷ついたり、傷つけたりして、歳を長ずるに従い、段々と多くの人に助けてもらっていることに気づく。自分の存在がどういうことかを考えるようになる。相手との距離感を近すぎず、遠すぎず、意識をしながら身につけていく。

一度縁で繋がったとしても一生続くことはその内の何人か。親子でも縁を切ることが現実にあるように、意外と続かないもの。歳が多ければ知り合いも多くなる。知り合いが多いというのと、縁が続くというのは少し意味合いが違うだろう。感覚としては5年前に仕事関係者や〇〇会で知り合った人達が今現在でも付き合っているかというとほとんどが入れ替わっている。ざっくりとだが、1年ごとに20%ずつ入れ替わっている。5年の歳月はワンサイクルなのではないか。もちろん「血は水よりも濃い」ので親戚・兄弟とは縁は切れないが、それでも以前よりは疎遠になっている。遠い親戚より近くの他人というが、まさしく現在いる場所の近くにいる人との繋がりが強くなることは必然だろう。

疎遠になってしまった人達の中には、あの人には会いたくないという人もいる。ところが、人間は時間とともに心境の変化を伴うものだ。あんなに嫌いと思っていた人の気持ちが、何かの拍子で又はその人に立場に立ってみたら、理解できた、その時は分からないが、後で分かるということが往々してある。そして相手に詫びたいと思うころには相手がこの世にいないということも常。親孝行したい時には親なし、ということか。

出会いに偶然はなく、すべて必然。人は会うべくして会っている。

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『元号 VOL177』 1月のコラム上へ

 2019年、平成31年の幕が開いた。平成が4月で終わり、5月から新たな元号に変わる。

さてその元号について:元号の根拠となっているのは1979年に制定された元号法だが、これはたったの2項から成り立っており、具体的な制定手続きも、元号が満たす条件のようなものも規定にはない。
<元号法>第1項:元号は、政令で定める。第2項:元号は、皇位の継承があった場合に限り改める(一世一元の制)。
元号の歴史(雄山館)によると、元号の選定条件は①国民の理想としてふさわしいような、よい意味を持つものであること。②漢字2文字であること。③書きやすいこと。④読みやすいこと。⑤これまでに元号または送り仮名として用いられていたものでないこと。⑥俗用されているものでないこと。
元号が変わったからといって、身近な日常が変わることはないが、この1年というスパンで考えると、昨年の今と今年の今では確かに変化している。誰もが実感していることだろうが、変化の激しい時代に生きている感は否めない。IT革命といわれた時代は過去になり、AIがどこまで進化し、日常生活に取り込まれるか、という時代だ。車の自動運転ももうすぐそこだし、スマホでお風呂を沸かしたり、エアコンをオンにする時代。アニメの中の空飛ぶ自動車も夢ではなくなった。

今年の大学箱根駅伝。5連覇が固いとされた本命の青山学院大学が2位に沈み、初優勝を飾ったのは東海大学。それもこれまでの記録を大幅に短縮する記録で制した。今回のランナー230人のうち95人が履いていたシューズが、ナイキの「ナイキズームヴェイパーフライ4%フライユニット」。昨年9月に発売された。このシューズを履いたエリウド・キプチョゲ選手が発売月の9月にベルリンマラソンで世界新記録。10月のシカゴマラソンでは大迫傑選手が日本新記録。ランニングシューズの世界も日進月歩。つまりどの分野でも、どんどん変化しているということ、もちろん変わらないものがあっていいし、変わってほしくないものを残すことも大事。いくらAIといっても人の心のようにはならないだろう、と思うのだが、、、

またひとつ歳を重ねるということになるが、元号が変わると、益々昭和は遠くになりにけり、か。

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