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コラム2024

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【2024年コラム】

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『 幸せホルモン VOL239』 3月のコラム上へ

喜びややる気といった幸福感を与える物質、俗にいう幸せの三大ホルモンの代表格がオキシトシン・セロトニン・ドーパミン。

オキシトシン:脳の視床下部の神経細胞で産出される神経ペプチドホルモンの一種。主に脳下垂体を介して血中に放出される。抗ストレス作用や摂食抑制作用を持つ。性格:人の話をよく聞く、和やか、やさしい、一緒にいると落ち着く等。出産や授乳、子育てや他個体との関わり合い等で放出されることから「愛情ホルモン」「信頼ホルモン」ともいわれる。

セロトニン:脳の興奮を抑え、心を落ち着かせる働きを持つ脳内の神経伝達物質。伝達物質にはドーパミン(嬉しい・楽しい・心地良い)やノルアドレナリン(不安・恐怖・驚き)等があり、セロトニンはこれらをコントロールし、精神的に安定した状態にしてくれる。セロトニンが不足すると、精神的に不安定になり、攻撃的になるほか、不安・うつ・パニック障害といった症状を引き起こしたり、ストレスを感じやすくなる。さらに集中力の低下、気分の落ち込む、めまいや頭痛なども。女性ホルモンの減少による更年期障害との関係も指摘されている。セロトニンが十分に分泌されていると、精神の安定、腸内環境の改善、睡眠の質の向上など、心身にとって良い影響がある。セロトニンは体内で自然に生成されるもので、精神安定剤とよく似た分子構造をしている。分泌を助けてくれるのが、太陽の光。日光により網膜が刺激されると脳内でセロトニンが分泌される。又、規則正しい生活、栄養バランス、楽しみを増やすことで分泌が多くなる。

ドーパミン:別名、やる気ホルモン。うれしい、楽しい、といったポジティブな感情を生み出す神経伝達物質。毎日の生活に意欲的になり、運動機能にも影響する。「頑張ろう」とか「やってみよう」等、前向きな行動を起こす原動力につながる。欲しかったものが手に入ったり、何かを達成できたりしたときに分泌される。分泌されることにより、喜びややる気が出てくる。その他・褒められた時・新しい発見をした時・想像力が広がった時・感激や感動した時等。

人体は不思議だ。幸せホルモンだけでいいかというとそうではない。外敵から襲われ、生命の危機というようなときに出るアドレナリンも必要。幸福感とストレスを上手に調整して、幸せホルモンを分泌していきたいものだ。穏やかに、ポジティブに、日光を浴びて。・・・ホルモンというと焼肉が頭に浮かぶようではまだまだだなぁ。


『 衰退途上国 VOL238』 2月のコラム上へ

かつて世界の経済を席巻した日本のGDPがドイツに抜かれ4位に後退した。今、日本は「衰退途上国」と言っていいだろう。一人当たりのGDPに至っては31位まで落ちた。国力が沈下の一途を辿る中、大企業や一部の中小企業を除いてサラリーマンの給料は30年以上も上がっていない。国全体として経済的豊かさを実現できず、幸福感もないようにも見える。言論の自由はあるが、情報の発信元に操作されている懸念が残る。国のリーダー達は派閥の政治資金パーティーの裏金問題で火の粉を振り払うことに精一杯。

GDP順位が後退しても、リーダーが身内のゴダゴダであたふたしていても、人々は普通に生活している。それぞれ抱えている問題があるにしても、何とか乗り切っている。小さなことに悲哀を感じ、小さなことに喜びを感じ。目の前の事象にどうしたものか考えを巡らせ、解決策を探り、人間関係の煩わしさを整理して。誰かのせいにしてもなんの解決にもならないことは分かっていて。自分のことは自分で切り開いていくしかない。国が衰退傾向にあるとしてもまずは自分が自立しなければ。そこから地域や国がよくなる。我々一人ひとりの独立独歩が国の活力向上に繋がる。修身→斉家→治国平天下。国法は守らなければならないが、国の舵を取るリーダーはほどほど当てにして。リーダー資質の劣化を嘆いても始まらない。

国の衰退はアメリカに守ってもらっていることに起因する。政治の劣化と国の衰退の歯止めの見通しは立たないが、まずは自分から。バブル時期、台頭する日本に脅威を感じたアメリカが日本に仕掛けてきたのが、構造協議だった。日米構造協議を通じて日本経済のベースになっていた制度や規制、慣行などにも踏み込んできた。例えば談合の摘発と競争入札の推進がある。これにより建設単価、土木単価が下がり、給料も下がった。結果、建設土木会社は大量の失業者が発生した。公務員叩きもアメリカ発。アメリカが日本との貿易交渉を優位に進めるに当たり、障害になるのが優秀な役人である。そこで彼らは選挙で選ばれたわけでもない官僚が国の重要な施策を決めるのはおかしいと喧伝し、官僚叩きと政治家主導の空気をつくった。現場を知らない政治家が主導権を握ると国のために一生懸命働くのが馬鹿らしくなり、官僚は志を失い、公務員人気は下落。今になって優秀な人材確保に躍起になっているようだが。地方公務員も同様で、30年で3分の1まで減ってしまった。かつて優秀だった官僚組織が弱体化し、国力が大きく削がれた現実を目の前にしてリーダーは由々しき問題として自覚すべきなのだが、その兆候すらみえない。

まぁ憂いていても仕方ない。この郡山市でも与野党の有力候補が総選挙に備えて積極的に動き回っている。当選しなければ「ただの人」。ただの人になりたくないで必死だ。国の衰退は目には見えにくいが、徐々に我々の生活にも影響が出てくる。その時になって気がついても遅いのだろうが、どうしたものか。


『 お天道様 VOL237』 1月のコラム上へ

2024(令和6)年が明けた。寒く雪が多かった昔は、夜明けと共に雪を掻き分け元朝参りに行ったものだ。神社が近くになかったので白い息を吐きながら、凍える手を擦りながら父親に手を引かれて。その父によく言われた。「お天道様が見ているから、悪いことをしてはいけない」何故かその言葉が耳に残り、苦境に陥った時、つい楽な方に傾き、易きに流されそうになった時、正しいことかどうかの判断に迷った時、足を止めて踏ん張ることができた。犯罪とまではいかなくても人道的に、してはいけないことはいけないという指標になっている。

世の中が便利になり、寒い冬のこの時期でも暖かい部屋で過ごせるようになった。年賀状が減少し人との関係が希薄になったといっても、誤魔化しや自分勝手の我儘で人を貶めることはどこか必ず綻(ほころ)びが出て、結果折角の人生を台無しにしてしまうものだ。

今年は辰年。龍のように上昇したいと皆思うだろう。上昇するのはエネルギーがいる。何もしないでエネルギーは湧いてこない。自分で鼓舞し、つくり出す。だが、エネルギーだけでは上昇しない。目に見えない後押しや応援が必要になる。周りの協力がないと昇れないし、同時に相手も昇れるようにこちらも手助けする。途中で投げ出してはいけない。投げ出したら、すぐに失速、急降下する。上昇し続けると上昇気流にまで行きつく。気流に乗ったからといっても気は抜けない。後から来る仲間を引っ張り上げる仕事が待っている。

順繰りこの世は回っている。歴史も形を変えて繰り返す。去年は生成AIなるものがアッという間に世界中に広まった。良し悪しは別にしてこのような流れは変えられないし、変えようがない。今年はどんな製品が世に出てくるのか。思いもよらないモノが出てくるかもしれない。

雪もなく穏やかな2024年の年明けと思いきや、自然のみえない力に翻弄されることとなった。元日の夕方に石川県の能登半島を中心とした震度7の地震が発生、福島でも震度4の揺れ。さらに2日には支援物資を搬送する海保自が日航機と衝突、炎上、波乱の年開けとなった。

世の中何があるか分からないし、人類の進歩も終わりがないが「お天道様に恥じない」生き方は忘れてはいけない。小さい頃は、風呂もトイレも外にあった。寒い冬は嫌だったのかと言われれば、そうでもなかった。戦後の経済成長している頃、国民は一生懸命生きていた。お天道様に唾しないように。そして誰かの役に立つように。


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